革靴は、普段の履き方だけでなく、保管方法によっても状態が大きく変わります。
特に、湿気がこもったまま靴箱にしまったり汚れが付いた状態で長期間保管したりすると、カビやニオイ・革の劣化につながることがあります。
お気に入りの革靴を長くきれいな状態で履き続けるためには、履いた後のケアだけでなく、正しい方法で保管することが大切です。
今回は、革靴を保管するときの基本的なポイントや、カビや型崩れを防ぐ方法、長期間履かない革靴の保管方法について紹介します。
革靴を長期間保管する場合は、まず靴についたホコリや汚れを落としておきましょう。
汚れが付いたまま保管すると、革の劣化やカビの原因になることがあります。
特に雨の日に履いた革靴や、長時間履いて汗を吸収している革靴は、そのまましまわないように注意しましょう。
馬毛ブラシなどで表面のホコリを落とし、必要に応じてクリーナーなどで汚れを取り除いてから保管することが大切です。
専用ブラシがないときに自宅にありそうなもので代用するなら・・・
◎ 柔らかいTシャツ・布
綿素材の柔らかい布なら、ホコリを軽く拭き取る用途に使えます。
〇 柔らかい毛の清潔なブラシ
毛先が柔らかく、革を傷つけないものであれば代用できます。
△ 使い古した歯ブラシ
歯ブラシは毛が比較的硬く、革の表面を傷つける可能性があります。
✖ ティッシュ
乾いた状態で軽く表面のホコリを取る程度なら使えますが、毛羽立ちやすく、しっかりしたブラッシングには向きません。
専用の道具がなくても、身近なものでできる簡単なケアがあります。
ただし、革の状態によっては適切な道具や方法でメンテナンスすることが大切です。
汚れを落としたら、革靴をしっかり乾燥させましょう。
湿気が残ったまま靴箱などにしまうと、カビや嫌なニオイが発生する原因になります。
履いた直後はすぐに収納せず、風通しの良い場所で陰干しして、靴の内部まで十分に乾燥させることが大切です。
ただし、直射日光やドライヤーなどで急激に乾燥させると、革が乾燥しすぎたり、変形やひび割れにつながる場合があるため注意しましょう。
革靴を保管するときは、シューキーパーを使用するのもおすすめです。
履いている間にできたシワを伸ばし革靴の形を整えた状態で保管することで、型崩れを防ぎやすくなります。
また、靴の中の湿気を逃がすためにも役立ちます。
特に木製のシューキーパーは、靴の形を整えながら湿気を吸収する効果も期待できます。
シューキーパーがないときに自宅にありそうなもので代用するなら・・・
◎ 新聞紙
型崩れ防止+湿気対策に一番おすすめです。
〇 柔らかいタオル・布
つま先の形を保つ簡易的な代用品です。
△ キッチンペーパー
湿気は吸収しますが、型崩れ防止としては弱いので、乾燥時の補助程度に使用可能です。
✖ ペットボトルなど硬いもの
靴の形に合わず革を内側から押して変形させる可能性があるので避けましょう。
ただし、これらはあくまで簡易的な代用品です。
革靴を長期間きれいな形で保管する場合は、靴の形に合ったシューキーパーを使用することをおすすめします。
革靴は湿気がこもらない、風通しの良い場所に保管しましょう。
靴箱の中に靴を詰め込みすぎたり湿気の多い場所に保管したりすると、カビが発生しやすくなります。
靴箱を定期的に換気したり、除湿剤を使用したりするのも効果的です。
また、革靴をビニール袋などで密閉して保管するのは避け、できるだけ通気性を確保するようにしましょう。
おすすめ
◎購入時の紙箱
◎通気性のある不織布袋+紙箱
◎箱の中に除湿剤を入れる
◎乾燥させてから収納する
箱に収納する場合も、シューキーパーを入れて型崩れを防ぐとよいでしょう。
長期間保管する場合は、不織布などの通気性のある袋に入れてから箱にしまう方法もおすすめです。
靴同士が擦れて傷がつくのを防ぎながら、ホコリからも革靴を守ることができます。
避けたいもの
❌ビニール袋などで完全に密閉
❌湿った状態で箱に入れる
❌直射日光が当たる場所
❌高温多湿な場所
湿気は革靴の大敵です。カビの原因にもなりますので、通気性の確保と乾燥が大切です。
季節によって履かなくなる革靴や、しばらく履く予定のない革靴は、保管前にしっかりとメンテナンスしておきましょう。
表面の汚れを落とし、革の状態に合わせてクリームなどでケアしたうえで、十分に乾燥させてから保管します。
長期間保管している間も、定期的に取り出してカビやニオイが発生していないか確認すると安心です。
革靴は、しまっておけば安心というわけではありません。
長期間保管している革靴は、湿気や環境の変化によってカビが発生したり、ニオイがこもったりすることがあります。
特に梅雨や夏場など湿気が多い時期は、定期的に靴の状態を確認しましょう。
もしカビや強いニオイが発生していた場合は、無理に自分で落とそうとせず、革の状態に合わせたクリーニングを検討することも大切です。
長期間履いた革靴や、汚れ・ニオイが気になる革靴は、保管する前に一度クリーニングしておくと安心です。
自宅でのお手入れだけでは落としきれない汚れや、靴の内部に蓄積したニオイなどは、専門的なクリーニングや除菌・脱臭によって、よりきれいな状態に整えることができます。
Re:Shoesでは、革靴の状態に合わせたクリーニングや靴磨き、オゾンによる殺菌・脱臭を行っています。
・長期間履いていない革靴
・汚れ・カビ・ニオイが気になる革靴
・これから保管する革靴
など、大切な革靴を長くきれいに保つためにメンテナンスもご検討ください。